ネットワークリンク脱基本編
ネットワークリンクの応用
基本編ではネットワークリンクを作る方法を紹介しましたが、ここではネットワークリンクの好例である「デジタル台風」の紹介と、トップページでも紹介している「オルソ化写真用簡易スクリプト」について取り上げます。
デジタル台風について
こちらのサイトは非常に有名・有用なサイトですので、すでに利用したという方も多いと思います。
基本編では触れませんでしたが、イメージオーバーレイのプロパティにも「更新」タブが追加され、Google Earth™ 地図サービス("グーグルアース"地図サービス)上に貼り付けた写真もネットワークリンク同様に画像ファイルのアドレスをいれておけば「更新」されるという仕組みになっています。
実際にダウンロードしたイメージオーバーレイ・ネットワークリンクのプロパティを見てみると、ネットワークリンクの利用方法が良く分かると思います。基本編では「更新」タブはそのままにしていましたが、デジタル台風のものは1時間ごとに更新するように設定されています。ウェブサイトを見ると1時間おきに画像を更新する旨が記されていますので、それに応じての設定なのでしょう。
オルソ化写真用簡易スクリプトについて
GoogleEarthWiki!!オルソ化写真用簡易スクリプト
ネットワークリンクではkml・kmzファイルの他にも動的にkml・kmzを吐き出すスクリプトをリンク先に設定する事が出来ます。その例としてオルソ化写真用簡易スクリプトを取り上げたいと思います。
該当ページからkmzファイルをGoogle Earth™ 地図サービス("グーグルアース"地図サービス)で開いてプロパティを参照していただくと分かると思いますが、このネットワークリンクはPHPのファイルにリンク先が設定してあります。このリンク先にあるPHPのファイル「noblesse_ortho.php」はkmlファイルを作成するように作ってあります。
ここからが本題です。ネットワークリンクの最も重要な点は「今見ている画面の座標等をプログラムに渡す事が出来る」という点です。
先程ダウンロードしてきたオルソ化写真用スクリプトのkmzファイルを、kmlファイルとしてパソコンに保存してください。そして、テキストエディタ(メモ帳など)で開いてみてください。すると下記のような記述を見ることが出来ます。
<viewFormat>BBOX=[bboxWest],[bboxSouth],[bboxEast],[bboxNorth],[lookatLon],[lookatLat],[lookatRange],[lookatTilt],[lookatHeading]</viewFormat>
この記述によってネットワークリンクからPHPに現在見ている状況が送信されます。この後の利用法はソースを見てください。
「今見ている地点の座標をPHPのファイルに送る(ネットワークリンク)」→「今見ている地点を中心に写真を貼ったkmlファイルを返す(PHP)」→「イメージオーバーレイがネットワークリンク下に生成される(ネットワークリンク)」という流れで動いていた次第です。
見ている地点の座標等を取得する事がネットワークリンクの一つの肝です。